事案の概要
徳島市の公表によると、2026年10月1日(木)午後3時ごろ、徳島県徳島市国府町日開付近の路上で、下校中の男子児童2人が、自転車を押していた男性から**「お菓子あげるけん、こっちきい」と声をかけられる事案が発生した。児童らはその場から走って逃げ**、被害は確認されていない。
発生状況(公表されている範囲)
- 日時:2026年10月1日(木)午後3時ごろ
- 場所:徳島市国府町日開付近の路上
- 被害者:下校中の男子児童2人
- 言われた内容:「お菓子あげるけん、こっちきい」
- 児童の対応:その場から走って逃げた
- 男性の特徴:年齢20歳くらい/身長170センチくらい/白色Tシャツ・黒色ズボン/自転車を押していた
- 発表元:徳島市「不審者情報(令和8年10月)」
本稿の確認時点で、この男性の特定・検挙に関する発表は確認できていないため記載しない。
「走って逃げた」が正解だった
この事案で児童2人がとった行動は、声をかけられた時点で応答せず、その場から走って離れるというものだった。これは警察や自治体が繰り返し伝えている対応そのままである。
「お菓子をあげる」「これを見て」といった物や画像で誘う手口は、子どもの関心を引いて距離を詰めるために使われる。同じ10月1日には奈良県磯城郡田原本町でも、下校途中の女児が**お菓子の画像を表示した携帯電話を見せられて「こっちへおいで」**と声をかけられる事案が公表されている(奈良県警察「令和8年10月不審者情報」)。地域は離れているが、手口は共通している。
注意:徳島市の公表は、同市が把握した事案を掲載したものである。県内の発生件数や傾向を示すものではない。
そなえの一言
知らない人に食べ物を差し出されたら受け取らず走って離れる、と今夜声に出して練習する
保護者・地域にできること
- 「断る」より「離れる」を教える:礼儀正しく断ろうとすると立ち止まってしまう。返事をしないで走るのが安全側だと言葉にしておく。本件の児童2人はそれができた
- 声に出して1回だけ練習する:頭でわかっていても体は動かない。「お菓子あげる」と言われた場面を1回だけ演じて、走り出す向き(家の方向・人のいる方向)を決めておく
- 2人以上で帰る時間帯をつくる:声かけは一人になった区間で起きやすい。学校や近隣と相談して、下校の最後の区間だけでも一緒に歩けるようにする
- 自転車を押している人も「知らない人」:歩いている人より自然に近づきやすい。乗り物の有無で判断しないことを添える
出典
- 徳島市「不審者情報(令和8年10月)」(令和8年10月1日発生分)
- 奈良県警察「令和8年10月不審者情報」(令和8年10月5日現在・同種手口の参考)