事案の概要
警視庁高井戸警察署の発表(日本不審者情報センターが配信)によると、2026年9月22日(火)午前10時15分ごろ、東京都杉並区高井戸西3丁目の路上で、帰宅途中の女子児童が見知らぬ男から声をかけられる事案が発生しました。
男は女児に対し、**「一緒に行こう」「ちょっと待って」**と声をかけたということです。
なお、9月22日は「国民の休日」で登校日ではありません。公表は「帰宅途中」とされており、下校中と断定できる情報はないため、本稿では「帰宅途中」と記載します。
男の特徴(防犯上必要な情報)
- 年齢60歳くらい
- 身長160〜165センチくらい
- 黒色の半袖を着用
- 黒色のキャップ帽を着用
- 自転車に乗っていた
発生の時間帯と場所の文脈
- 発生は午前10時台。学校がない日の午前中、子どもが習い事や遊びで単独行動しやすい時間帯です
- 現場は京王井の頭線の高井戸駅周辺にあたる区域で、子どもの通行が日常的にある住宅地です
- 自転車の相手は、徒歩の子どもとの距離をすぐに詰められます。「ちょっと待って」で足を止めさせ、追いつく時間を作る形になっています
「一緒に行こう」という誘いの型
「一緒に行こう」は、命令でも脅しでもないため、子どもが断りにくい言い方です。加えて「ちょっと待って」は、子どもに立ち止まらせること自体が目的になりえます。立ち止まった瞬間に距離を詰められ、その場を離れる選択が難しくなります。
大切なのは「知らない人に何を言われても、足を止めない・ついていかない」が失礼ではないと子どもに伝えておくことです。子どもは「呼ばれたら止まるもの」「返事をしないと悪い」と思いがちです。
そなえの一言
「一緒に行こう」と誘われたら、返事をせず来た道を戻る練習を今夜する。
保護者・地域にできること
- 返事をしない練習:「返事をせずに来た道を戻る」という動作を、実際に家の前で1回やってみる。声に出す練習より、体を動かす練習のほうが本番で出ます
- 自転車の相手は特に距離をとる:自転車は徒歩より速いため、「離れる」だけでは足りない場合があります。人がいる店・こども110番の家など、逃げ込める場所を通学路上で1か所決めておく
- 休日の午前中も対象に入れる:見守りは登下校時間帯に集中しがちですが、この事案は休日の午前10時台です。習い事や遊びに行く時間も同じ話をしておく
- メールけいしちょうに登録する:警視庁の「メールけいしちょう」に保護者も登録しておくと、学区の事案を当日のうちに把握できます
声をかけられても、その場を離れて大人に伝えられたなら、それは子どもがうまく対応できたということです。うまくできたときにはそう伝えてあげてください。
出典
- 警視庁 高井戸警察署 発表(2026年9月22日発生分)/日本不審者情報センター配信「(東京)杉並区高井戸西3丁目で声かけ 9月22日」
- https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fushinsha_joho/region/fushinsha_joho-1474999146669244448