取り組みの概要
2026年8月24日、相模原市で「学校交通安全関係者の情報交換会」が開かれ、中央区内の学区で通学路の見守りにあたっているボランティア22人が参加しました。参加者はそれぞれの持ち場での不安や、続けるための工夫を報告し合ったと報じられています。
会では、団体ごとに活動が完結してしまいがちな現状に対し、「横のつながり」を強化してほしいという要望が出ました。
相模原市の見守りは二つの担い手で成り立っている
| 担い手 | 位置づけ | 主な役割 |
|---|---|---|
| 学童通学安全指導員 | 有償ボランティア。8月3日時点で226人が登録 | 通行が危険な箇所での旗振りなど |
| 学校安全活動団体(見守り隊) | PTAや地域が主体 | 登下校時間帯の見守り |
市教育委員会は、活動費の補助や、今回のような情報交換会の開催によってこれらの活動を支えています。
「続けられる見守り」という課題
見守り活動は、旗を持って立つ人がいる限り成立する一方で、担い手の高齢化や人数の確保が全国的な課題になっています。今回の会で出た「横のつながり」という要望は、ひとつの学区で抱え込まずに、危険箇所の情報やヒヤリハットを学区をまたいで共有したい、という意思表示でもあります。
見守りの大人がどこに立っているかを子どもが知っていることは、それ自体が防犯・交通安全の資源になります。困ったときに駆け込める顔見知りの大人が通学路にいる、という状態は、事案が起きてからではなく普段から積み上がるものです。
保護者・地域にできること
- 立ち位置を知る:自分の子の通学路のどこに見守りの人が立っているかを、一度いっしょに歩いて確かめる
- あいさつを返す:見守りは一方通行だと続かない。子どもからあいさつが返ってくることが、続ける側の支えになる
- 気づきを渡す:「あの角は車が見えにくい」といった気づきを、学校やPTAを通じて共有する。情報交換会のような場に届くと対策につながりやすい
- 参加の入口を知る:相模原市では有償の学童通学安全指導員と、地域主体の見守り隊の二つの形がある。関われる時間に合わせて入口を選べる
出典
- タウンニュース さがみはら中央区・緑区版「通学路見守りボランティア 横のつながり強化を要望 活動者が情報交換」(2026年9月3日)
- 相模原市「通学路における児童登下校時の見守り活動について」