事案の概要
島根県警の発表をもとにしたBSS山陰放送の報道によると、2026年10月6日(火)午後4時30分ごろ、島根県松江市東津田町地内を下校中の女子児童が、後ろから歩いてきた男に「ねえ。」と言われ、手首をつかまれる事案が発生した。
発生状況
- 発生日時:2026年10月6日(火)午後4時30分ごろ(下校時間帯)
- 発生場所:松江市東津田町地内
- 被害者:下校中の女子児童
- 手口:後ろから歩いてきて「ねえ。」と声をかけ、手首をつかんだ
男の特徴(島根県警発表)
防犯上必要な情報のため、発表された特徴をそのまま記載する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 50歳代くらい |
| 身長 | 160〜170センチくらい |
| 上衣 | 水色の半袖Tシャツ |
| 下衣 | 八分丈の黒色ズボン |
| その他 | 黒色のキャップ、黒色のマスク、有線イヤホン |
警察の呼びかけ
島根県警は、不審な人物や車を見かけた人は最寄りの警察署・交番・駐在所へ通報するよう求めている。あわせて、特に児童の登下校時間帯の見守り活動への協力を地域に呼びかけている。
なお本稿の確認時点で、この事案を報じた媒体はBSS山陰放送の1社のみである(島根県警の公表内容を報じたもの)。山陰中央新報・NHK松江の報道には到達できていない。
「後ろから」と「身体接触」
この事案には、声かけ事案のなかでも対応が難しい2つの要素が重なっている。
ひとつは後ろから近づかれていること。前から来る相手なら距離をとれるが、背後からでは気づいた時点で手が届く距離にいる。もうひとつは声かけだけで終わらず身体接触に至っていること。手首をつかまれた時点で、「走って逃げる」という最も基本的な対処が使えなくなる。
本アプリでは9月25日に島根県出雲市小山町で発生した声かけ事案も扱っており、県内で下校時間帯の事案が続いている(ただし本アプリが収集した公開情報の範囲であり、島根県全体の件数の増減を示すものではない。また、特徴は一致しておらず、同一人物とは公表されていない)。
そなえの一言
手をつかまれたら腕を回して振りほどき大声を出す動きを今夜一緒に試す
保護者・地域にできること
- 「つかまれた後」の動きを1つだけ練習する:つかまれた腕を相手の親指側に向けて大きく回すと外れやすい。言葉で説明するより、手首を軽く握って1回やってみるほうが身につく
- 防犯ブザーを鳴らせる位置にあるか確認する:つかまれた状態で届かない位置(ランドセルの中・背面)に付いていると使えない。空いている手で届く位置かを今夜いっしょに確かめる
- 午後4時台をいっしょに歩く:本件の発生は午後4時30分ごろ。日没が早まるこの時期は、同じ道でも見通しと人通りが9月とは違う。一度同じ時間帯に歩くと、どこが暗いかが共有できる
- 特徴を家族で読み合わせる:県警が公表した特徴(水色の半袖Tシャツ、黒色キャップとマスク、有線イヤホン)は、見かけた際の通報につながる情報である。覚えるためでなく、**「見かけたら大人に言う」**ための読み合わせとして使う
出典
- BSS山陰放送「下校中の女子児童が、後ろから歩いてきた男に「ねえ」と言われ手首を掴まれる事案発生 黒キャップと黒マスク、有線イヤホンをした50代くらいの男 島根県松江市」(2026年10月7日配信・島根県警発表)
- 島根県警察「不審者情報(声かけ・つきまとい事案の発生状況)」