事案の概要
複数の報道によると、高知東警察署は2026年10月7日(水)、公然わいせつの疑いで高知県南国市の48歳の契約社員の男を逮捕した。
逮捕容疑は、2026年9月4日(金)午後4時40分ごろ、高知市内のアパート前で、徒歩で下校中だった10代の女子生徒に対し、ズボンのファスナーを下ろして下半身を露出し、見せつけたというものである。
発生状況
- 発生日時:2026年9月4日(金)午後4時40分ごろ(下校時間帯)
- 発生場所:高知市内のアパート前の路上(テレビ高知は「アパートの敷地内に立っていた」と報じており、報道間で細部に違いがある)
- 被害者:徒歩で下校中だった10代の女子生徒。男とは面識がない
- 手口:立ったままズボンのファスナーを下ろし、下半身を見せつけた
- 逮捕:高知東警察署が2026年10月7日に公然わいせつの疑いで逮捕
- 容疑者:高知県南国市に住む48歳の契約社員の男
- 供述:「私がしたことです」と容疑を認めている(RKC高知放送)
発覚の経緯
報道によると、被害は9月6日に被害者の家族が警察に通報したことで発覚した。警察が防犯カメラの映像などを調べて男を特定し、発生から約1か月後の逮捕に至った。
現場周辺で同様の相談が複数
RKC高知放送は、現場周辺で他の女子生徒からも同様の被害にあったという相談が複数寄せられており、警察が男の関与をさらに調べていると報じている。テレビ高知も、見出しで「管内では同様の見せつけ事案が多発」と伝えた。
ただし、他の被害の件数や立件状況は公表されていない。本稿の確認時点で確認できたのは今回の1件の逮捕のみであり、関連の有無は捜査中である。
この時間帯に起きていること
発生は午後4時40分ごろで、小学生から高校生までの下校・帰宅が重なる時間帯である。警察庁の資料では、子どもへの声かけなど前兆的な事案の多くが登下校時の通学路で起きているとされ、埼玉県警察本部生活安全部の集計(令和7年中・集計範囲は埼玉県内)では、子どもに対する声かけ事案のうち**下校・帰宅途中における発生が57.6%**を占めた。
「見せつけ」は、子どもが相手の意図を理解できないまま立ちすくんでしまいやすい手口である。走って離れてよい、見なくてよい、と事前に言葉で許可してあることが、その場の行動を変える。
そなえの一言
「見せつけ」に遭ったら見ずに走って離れ、すぐ大人に伝えると今夜約束する
保護者・地域にできること
- 「見なくていい・走っていい」と先に許可する:子どもは「じっと見てはいけないのか」「失礼ではないか」と迷って足が止まる。見ないで走って離れてよいとあらかじめ言葉で許可しておく
- 伝える相手を2人決めておく:本件は家族への相談から通報につながった。家族のほかにもう1人(担任・近所の大人など)、言える相手を決めておくと、言い出せないまま終わる確率が下がる
- 「言ってくれてよかった」から始める:子どもが話したときに驚きや怒りが先に出ると、次回の報告が止まる。最初の一言を決めておくと反応がぶれない
- 同じ場所の繰り返しを学校へ:現場周辺では複数の相談が寄せられている。同じ道・同じ時間帯で見かけたことがあれば、学校や警察に伝えると見守りの重点配置につながる
出典
- RKC高知放送「《女子生徒に下半身露出》40代の男を公然わいせつの疑いで逮捕【高知】」(2026年10月7日)
- テレビ高知「下校中の女子生徒に向け下半身露出、立ったままファスナー下ろし…48歳契約社員の男を逮捕、管内では同様の見せつけ事案が多発」(2026年10月7日)
- 埼玉県警察本部生活安全部生活安全総務課「子供に対する声かけ事案」(令和7年中・集計範囲は埼玉県内)