事案の概要
2学期が始まった最初の週、広島市内で子どもへの声かけ事案が2日続けて2件、広島市防災情報メール配信システム(防犯情報)で配信されました。
1件目:帰宅中に車から降りてきた人に学年を尋ねられる
- 日時:2026年9月2日(水)午後4時20分ごろ
- 場所:広島市安芸区中野7丁目
- 被害者:帰宅中の女子小学生
- 状況:軽トラックから降りてきた女に「あんた何年生。小学生。」などと声をかけられた
行為者の特徴(防犯上必要な情報)
- 年齢:70歳代くらい
- 性別:女
- 服装:Tシャツ、ピンク色の短パン
- 車両:軽トラックで移動
2件目:公園で遊んでいたところ「一緒に遊ぼう」と誘われる
- 日時:2026年9月3日(木)午後3時15分ごろ
- 場所:広島市安佐南区長束西3丁目の公園
- 被害者:公園で遊んでいた女子小学生
- 状況:男に「遊んどるん? 一緒に遊ぼう。」などと声をかけられた
行為者の特徴(防犯上必要な情報)
- 年齢:20歳代くらい
- 身長:160〜170cmくらい
- 体格:痩せ型
- 髪:黒色
- 服装:白色Tシャツ、紺色短パン、スニーカー
- 所持品:白色ショルダーバッグ、傘
「怖そうな人」だけを警戒する教え方では届かない
2件は、年代も性別もまったく違います。1件目は70歳代くらいの女性で、軽トラックから降りてきて話しかけました。2件目は20歳代くらいの男性で、公園で遊びに誘っています。「怖そうな人に気をつけて」という教え方では、どちらも子どもの警戒網をすり抜けます。
判断の基準は「相手がどんな人か」ではなく、**「何をされたか」**に置くほうが子どもにも使えます。学年や学校を聞かれた、ついてくる、車から降りて近づいてきた、一緒にどこかへ行こうと誘われた——この4つはどれも、その場を離れてよい合図です。
どちらの事案も、子どもが応じずに離れ、大人に伝えたことで地域全体への注意喚起につながりました。「離れて、話す」は正解として機能しています。
そなえの一言
車から降りてきた大人に話しかけられたら2歩下がって離れる練習をしましょう。
保護者・地域にできること
- 2歩下がる動作を練習する:話しかけられたら返事より先に距離を取る。玄関先で実際に2歩下がる動きをやってみる
- 「聞かれたら離れていい」と許可する:学年・学校・名前を聞かれたら答えずに離れてよい、と子どもにはっきり許可しておく
- 公園でも1人にしない時間帯を決める:午後3時台は声かけが起きやすい時間。誰と・どこで遊ぶかを出かける前に共有する
- 防犯メールを家族で共有する:広島市の防犯情報メールに保護者が登録し、近所の事案を子どもと一緒に確認する
出典
- 広島市防災情報メール配信システム「広島市:広島市安芸区不審者情報」(2026年9月3日配信)
- 広島市防災情報メール配信システム「広島市:広島市安佐南区不審者情報」(2026年9月4日配信)