事案の概要
福岡県警察が配信している防犯メール(アーカイブ「あんあんネットふくおか」)によると、2026年8月27日(木)と28日(金)に、県内の別々の市で小学生への声かけ事案が相次いで発生しました。いずれも路上で、見知らぬ相手から声をかけられたものです。発生は午後2時台と午後4時台で、下校後の時間帯と重なります(大牟田市の事案は「帰宅中」と公表されていますが、福岡市南区の事案は「通行中」とされ、下校中かどうかまでは公表されていません)。
判明している事案(2件)
| 発生日 | 時間帯 | 場所 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 8月27日(木) | 午後2時30分ごろ | 大牟田市一浦町付近の路上 | 帰宅中の小学生 | 見知らぬ3人組から「名前は?」「どこの小学校?」などと声をかけられた |
| 8月28日(金) | 午後4時35分ごろ | 福岡市南区三宅3丁目付近の路上 | 通行中の小学生の女児 | 見知らぬ男から「ねえねえ」と声をかけられた |
相手の特徴(防犯上必要な情報)
8月27日・大牟田市の3人組
- 男性2人と女性1人の計3人組。男性はいずれも20歳代くらい
- 黒っぽい服を着用
- 白色の車に乗っていた
8月28日・福岡市南区の男
- 年齢25歳くらい
- 茶色と黒色が混ざった短髪
- 青色の長袖上衣、長ズボン
- 白色のマスクを着用
福岡県警は大牟田署・南署のそれぞれから防犯メールを配信し、警戒を呼びかけています。
「名前」と「学校名」を聞かれる手口
大牟田市の事案で使われた「名前は?」「どこの小学校?」という問いかけは、子どもが答えやすく、かつ相手に「この子は近くの○○小学校の子だ」という情報を渡してしまう質問です。答えてしまうと、次に会ったときに名前で呼びかけられ、「知っている人」と錯覚させられる可能性があります。
また、車に乗った複数人からの声かけは、立ち止まって受け答えをしている間に車が動き出す・距離を詰められるといった展開になりやすく、その場を離れる判断が遅れがちです。
そなえの一言
学校名や名前を聞かれても答えずにその場を離れる練習を、今日おうちでやってみましょう。
保護者・地域にできること
- 「答えなくていい」と伝える:名前・学校名・住所は、知らない大人には答えなくてよいと明確に許可しておく。子どもは「聞かれたら答えるもの」と思いがち
- 車には近づかない距離を決める:停まっている車から声をかけられたら、手が届かない距離まで下がってから離れる、と具体的な動作で練習する
- その日のうちに伝える:「変だな」と思ったことは帰ってすぐ話す約束をする。日時・場所・服装・車の色をメモできると学校や警察に伝わりやすい
- 防犯メールを受け取る:福岡県警の防犯メール配信に保護者も登録しておくと、学区の事案を当日のうちに把握できる
出典
- 福岡県警察 防犯メール配信(情報提供元:大牟田警察署、2026年8月27日発生分。アーカイブ「あんあんネットふくおか」)
- 福岡県警察 防犯メール配信(情報提供元:南警察署、2026年8月28日発生分。アーカイブ「あんあんネットふくおか」)
- 西日本新聞「福岡・大牟田市で帰宅中の小学生に声かけ 『名前は?、どこの小学校?』 一浦町付近で発生 男女3人組、白色の車使用」
- 西日本新聞「福岡市南区で通行中の小学生女児が見知らぬ男から『ねえねえ』と声をかけられる 三宅3丁目付近の路上」