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【4月から施行】自転車も「青切符」の対象に——中高生の通学に何が変わる?
施策・制度
2026.03.15

【4月から施行】自転車も「青切符」の対象に——中高生の通学に何が変わる?

2026年4月1日から、自転車の交通違反に「青切符(交通反則通告制度)」が適用されます。通学で自転車を使う中学生・高校生にも直接関係する制度変更です。保護者として知っておくべきポイントをまとめました。

自転車青切符交通違反通学中高生道路交通法改正

この記事のポイント

  • 12026年4月1日から、16歳以上の自転車違反に青切符が適用開始
  • 2信号無視・一時不停止・ながらスマホなど113項目が対象
  • 3新学期前に、ヘルメット着用・一時停止・スマホ禁止を家庭で確認しよう

青切符とは何か

「青切符」とは、交通反則通告制度に基づく処理方法のことです。違反が発覚した際に反則金を納めることで、刑事手続き(罰金・前科)を経ずに処理できる仕組みです。これまでは自動車・原付バイクのみが対象でしたが、2024年の道路交通法改正により、2026年4月から自転車も対象に加わります。

対象となる違反行為(主なもの)

青切符の対象となる違反は計113項目あります。通学中に起きやすい代表的な違反として以下が挙げられます。

  • 信号無視(3,000円)
  • 一時不停止(3,000円)
  • 左側通行義務違反(逆走)(3,000円)
  • ながらスマホ(6,000円)
  • 並進(2,000円)
  • 夜間の無灯火(3,000円)
  • 歩道通行時の歩行者妨害(2,000円)

誰が対象になるのか

16歳以上の自転車利用者が対象です。学年ではなく年齢基準なので、高校生でも16歳になるまでは対象外、逆に16歳になっていれば対象になります。

赤切符との違い

青切符(新制度)赤切符(従来)
対象軽微な違反重大な違反・悪質な違反
処理反則金を納付刑事手続き(前科あり)
手続き比較的簡易裁判所での手続きが必要

悪質な違反(飲酒運転、妨害運転、重大事故につながる違反など)は引き続き赤切符の対象となり、刑事責任を問われる可能性があります。

保護者として確認したいこと

新学期が始まる前に、お子さんと自転車通学のルールについて改めて確認しましょう。

1. ヘルメット着用の徹底 2023年4月から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されています。万が一の事故時の安全確保のためにも、習慣づけを。

2. スマートフォンを使いながらの運転は絶対にしない 「ながらスマホ」は最も高い反則金(6,000円)が科される違反です。音楽を聴く場合も、周囲の音や警音器が聞こえない状態にならないよう、住んでいる地域の交通ルールを確認しておきましょう。

3. 通学路の交差点・踏切での一時停止 「いつも通っているから大丈夫」という慣れからの違反が多いのがこのケースです。一時停止標識のある場所では必ず停車確認する習慣を確認しましょう。

4. 左側通行の徹底 自転車は車道の左側を通行するのが原則です。右側逆走は車との正面衝突リスクが高く、最も危険な違反のひとつです。

学校での対応

多くの中学・高校では、新学期の交通安全指導の中でこの制度変更について説明が行われます。学校からの配布物や連絡に注意し、お子さんへの声かけに活用してください。

主な違反行為と反則金一覧
主な違反行為と反則金一覧
対象年齢(16歳以上)の説明図
対象年齢(16歳以上)の説明図

出典・参考資料

  • 政府広報オンライン「2026年4月から自転車の交通違反に「青切符」を導入!」
  • JAF Mate Online「2026年自転車法改正!青切符導入で何が変わる?」(2026年2月9日)
  • 警察庁「自転車の交通違反に対する反則金制度の導入について」